赤沢宿 あかざわじゅく
©Seki Kenichi
赤沢は山梨県の西部にある早川町の宿場町、身延山久遠寺から霊場七面山にむかう参詣客の泊まる町として発達した。急傾斜の山間に張り付くように集落が連なる。巡礼は江戸時代中期からはじまり、明治初期には全戸数34軒のうち旅籠屋が9軒にのぼった。 大正9(1920)東海道線から身延への鉄道開通、昭和3(1928)の甲府まで身延線全線開通でさらに客は増えたが、昭和30年代から急速に衰えた。 参詣は講中(信仰者の団体)単位で行われることが多く、各旅館には講中の定宿を表す講中札がかけられている
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1-8 清水屋
1-9 清水屋2階
Vol.2
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