打吹玉川
うつぶきたまがわ

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©Seki Kenichi

 打吹玉川は鳥取県倉吉市の中心地で、14世紀山名氏が打吹城を立てた時にさかのぼれる。江戸時代鳥取藩池田氏の家老荒尾氏がここに陣屋を建て、倉吉絣の発展にともない、商家町として賑わうようになった。明治時代にも活発に商業が栄えたが大正時代から徐々に衰退した。
 石州瓦とよばれる赤褐色の瓦が使われているのが特徴的で、本町通には二階建ての商家が、玉川沿いには白壁の土蔵が並んでいる。

 

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