レンブラント
自画像(1630-31) 部分
絵と向かい合って
 25才の頃の自画像、髪の影がひたいを暗くしているところなど非常に忠実に現実を描いているようだ。髪から漏れる光で少し明るい額の左の光が美しいよく見ると視線の方向が横目で多少斜視のようにも見え不思議な印象がする。唇は少し強めで得意な視線とあいまって若者らしい外に表現する表情を感じた。やや右に中心を置いたバックへの光も参考になる
ライティング考察

光の方向
 レンブラントライト(ブロード)

光の硬軟
 非常に柔らかい間接光

照明比
 4 対 1 〜 6 対 1 (2〜2.5絞り落ち)ぐらい

他の光
 バック左に柔らかく中心性のある光がある

アングル
 少し下から見上げている

 

 

2005.3.4 V1.0