熊 川 宿

くまがわじゅく

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 若狭湾の港町小浜から大消費地京都を結ぶ街道の宿場町が熊川宿で、そのはじまりは天正17年(1589)若狭領主浅井長政によって諸役免除が布告され発展をはかられたことによります。近江との国境に近く鎌倉時代から関所のあった要衝でしたが、そのころ40戸ほどの小さな村が最盛期には200戸に膨張しました。

宿場は北から下ノ町、中ノ町、上ノ町と曲がりながら坂をあがってゆきます。中ノ町は道幅も広くなり中心でした。18世紀の後半になると若狭からの塩鯖を中心とした海産物の運搬が増え,鯖街道というようになりました。

その1

   

熊川宿 01 ©Seki Kenichi
左側虫籠窓をもつ厨子(つし)二階を持つ家は古い町家のタイプ

 

  

熊川宿 02 ©Seki Kenichi
中ノ町 倉見屋 荻野八左衛門家が左に見える

 

熊川宿 03 ©Seki Kenichi
中ノ町 菱屋 勢馬清兵衛家と前川

 

熊川宿 04 ©Seki Kenichi
同上

 

熊川宿 05 ©Seki Kenichi
前川の流れは早い

 

熊川宿 06 ©Seki Kenichi

 

     

熊川宿 07 ©Seki Kenichi
塗込造の逸見勘兵衛家

 

熊川宿 08 ©Seki Kenichi
逸見勘兵衛家の二階より街道を望む

 

熊川宿 09 ©Seki Kenichi
逸見勘兵衛家の二階より中条橋を望む

 

 

熊川宿 10 ©Seki Kenichi
逸見勘兵衛家の二階

 

熊川宿 11 ©Seki Kenichi
同上

 

熊川宿 12 ©Seki Kenichi
同上

 

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