リムライト  rim light (硬いライト 正面向き)
ライティングの方法

 顔の輪郭(リム)にだけハイライトが当たった状態です。鼻に光が当たる場合と当たらない場合では印象が異なるので、違う名称を付ける場合もありますが、ここではひとまとめにしてリムライトとしました。
 髪を頬に下げている場合は顔にライトが入らないので、同じ方向のライトでもヘアライトとしてアクセントライトの一つとして扱った方がよい場合もあります。また、バタフライライト、ループライト、レンブラントライトなどと組み合わせて、このライトをアクセントライトとして使う場合もあります。その場合キッカーライトということがあります。
 さらに複雑なのは昔からの日本の写真業界ではこのライトをレンブラントライトとしている場合が多いことです。ただレンブラントの絵画にこの例は少なく適切でない用法だと私は思います。
 写真家ではデビッド・ハミルトンが上手にこの光を使っていて印象的です。

 

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2005.3.4 V1.0