©2004 関 健一

湯島天神

    ”湯島の境内”

お蔦: 切れるの別れるのッて、そんな事は、芸者の時に云うものよ。・・・・私にゃ死ねと云って下さい。蔦には枯れろ、とおっしゃいましな。

 早瀬主税のせりふ「月は晴れても心は暗闇(やみ)だ」でも有名な湯島天神にゆきました。ちょうど梅が満開、少し前は受験生でにぎわっていたのでしょうが、今は梅見で年齢が高めでした。

 

本郷薬師

    ”婦系図” 前篇 道学先生 二十二

 月の十二日は本郷の薬師様の縁日で、電車が通るやうに成つても相かはらず賑かな 。

  本郷薬師真光寺は戦災で焼け世田谷に引っ越し、今は昭和53年(1978)に再建された小さなお堂と、焼け残った十一面 観音の露仏が残るだけです。当時ここの縁日は神楽坂毘沙門天の縁日と並ぶにぎわいだったそうです。毎月8日12日22日に露店が出ました。

 

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